環境を守り、産業を支える それが私たち、産業廃棄物業界の仕事です。
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Shimane Industrial Waste Management and Recycling Association
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一般社団法人しまね産業資源循環協会

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コラム・注意事項
コラム・注意事項
太陽光パネルのリサイクルに関わる「コラム」と搬入の注意事項
Contents
01. 太陽光発電パネル処分の注意事項について
02. 太陽光発電パネル処分に関わる各種問題について
03. 太陽光発電パネルの処分について
04. 太陽光発電パネルの処分・リサイクルに掛かる費用について
太陽光発電パネル処分の注意事項について
太陽光発電パネルには、セレンなどの有害物質を含んでおり「産業廃棄物」として取り扱われます。太陽光パネルの取り外し・撤去は「電気工事士」の有資格者にて行い、また処分については産業廃棄物収集運搬業許可・処分業許可を取得している業者のみ行えます。
太陽光パネルの取り外しは、自ら行わず「電気工事士」の資格を持った事業者に依頼します。パネル表面のガラス部分が濡れてしまうと、そこから有害物質が流れ出す可能性があります。また、パネルに付属している各種ケーブル・電源コードなどは、電気遮断処置が必要となり、むやみに取り扱うと感電・ショートの恐れがありますので、適切な業者に依頼してください。
太陽光発電パネルは、俗にいう「太陽電池モジュール」と呼ばれ、その寿命は約30年と言われています。太陽光パネルは、太陽エネルギーを利用した環境に優しい発電を謳っている反面、その内部は鉛・セレン・カドミニウムなどの有害物質を含有しているため、パネルの取り扱い・処分には十分に注意しなければなりません。また、太陽光パネルを排出する事業者は、実際に運搬・処分を行い業者に製品情報を伝える義務があります。特殊な太陽光パネルの処分をお考えのお客様は、まずメーカーにしっかり確認を行ってください。
太陽光パネルを処分する方によっては、取り扱いが異なります。例えば、事業活動に伴って排出された太陽光パネルは「産業廃棄物」に該当し、住宅用太陽光パネルなど個人で所有している太陽光パネルを業者に依頼せず、自ら廃棄する場合は「一般廃棄物」という扱いになります。太陽光パネルの処分・リサイクルについては、排出工程を確認する必要があります。
太陽光パネルだけでなく、パネルの外枠のアルミフレーム、パワーコンディショナー、付属ケーブル、電子装置などの付属品もリサイクルが可能です。当協会を通じたリサイクルでは、すべて一括してリサイクルすることが可能ですので、お客様にて部品を取り外すことなくそのままの状態で問題ありません。お客様の分別に関するお手間が掛からないこともメリットのひとつです。
太陽光発電パネル処分に関わる各種問題について
今後、太陽光パネルの廃棄量は2030年代後半から、年間50~80万トンが排出されると想定されています。将来の大量廃棄に備え、適切な処理・リサイクルが必要な状況となっています。(環境省より)
太陽光パネルは、有害物質を含んでいることから、適正処理ができるように、太陽光パネルの製品情報を産業廃棄物収集運搬業者並びに産業廃棄物処分業者に的確に伝えなければなりません。現在の太陽光パネルメーカーは、含有する有害物質について定められている基準値以下で設計することが求められています。※お客様のお手元にある太陽光パネルでメーカーが不明なもの、海外メーカー、特殊なパネルがある場合は、当協会加盟企業までお問い合わせ下さい。
2030年代後半から太陽光パネルの大量廃棄が予想されています。太陽光パネルを埋め立てる「最終処分場が間に合わない可能性」も懸念されており、リサイクルやリユースすることにより、資源の活用と太陽光パネルの排出量削減が求められています。当協会加盟の組合企業では、太陽光パネルのリサイクル(リユース)を実現。脱炭素、循環型社会に貢献します。太陽光パネルリサイクルは、当協会にお任せ下さい。
太陽光パネルに関わらず、産業廃棄物の廃棄には費用が掛かるため、委託した業者が不適切な処理をする、また太陽光パネルを現場に放置するリスクが大いにあります。太陽光パネル処分は、相場価格よりも安すぎず適正価格で処理やリサイクルできる業者を選定することが重要です。また、きちんと産業廃棄物収集運搬業許可・産業廃棄物処分許可を有している業者に必ず委託しましょう。当協会は、これらの許認可を受けた加盟企業です。安心してお任せいただけます。
太陽光発電パネルの処分について
太陽光パネルは、埋立処理をするのではなく、リサイクルまたはリユースできる業者に委託しましょう。当協会加盟の会員企業ではリサイクル(リユース)を行っております。最寄りの加盟会員企業に気軽にお問い合わせ下さい。
太陽光パネルは使用できる限りはリユース(再使用)、使用できなくなった太陽光パネルはリサイクル(再利用)されることが必要です。これら、リユース・リサイクル促進のため、2018年に環境省に推進ガイドラインが見直しされています。尚、当協会加盟企業では、排出された太陽光パネル1枚1枚に、リユースチェッカーという機器を用いて確認を行い、リユースできるパネルは、リユースへ、リユースではないパネルはリサイクルを行います。

※参考:環境省『太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン(第二版)』
太陽光パネルをリユースをご希望のお客様は、当協会加盟の会員企業の施設にて対応が可能です。搬入された太陽光パネルは、「リユースチェッカー」という機器を用いてパネルがリユースが可能か判定します。判定によりリユースが可能なパネルは、リユースへ、リユースが難しいパネルは、リサイクルされます。
太陽光パネルが台風や地震により破損し、個人自ら処理をする場合は、太陽光パネルの所有者が排出事業者となり処分することとなります。事業者であれば「産業廃棄物」、個人排出の場合は「一般廃棄物」という扱いになり、個人の場合は、各自治体により処分方法が異なりますので、各市町村にお問い合わせ下さい。また、産業廃棄物に当たる場合は、当協会加盟の会員企業にて運搬からリサイクルまで対応が可能です。気軽にお問い合わせ下さい。
ご自宅等のリフォームをはじめ建替えを行う場合は、家屋等の解体をする前に太陽光パネルを撤去する必要があります。その場合は、ハウスメーカー・工務店など施工業者に依頼します。その際は、当協会加盟の会員企業で収集運搬からリサイクルまでワンストップ対応ができますので、お問い合わせ下さい。
太陽光パネルは、塩害・台風・地震、風被害などの影響で劣化が進みます。また、きちんとメンテナンスを行っている太陽光パネルであっても、破損や故障などが発生することもあります。故障や破損により太陽光パネルを取り替える場合は、設置されたメーカーや修理業者、販売業者に依頼に依頼しましょう。
太陽光発電パネルの処分・リサイクルに掛かる費用について
今後、太陽光パネルの廃棄量は増加していくことが予想されています。
太陽光パネルを処分(リサイクル)する場合は、むやみに知り合いに任せることにはリスクが伴います。産業廃棄物にあたる太陽光パネルを運搬できる業者、処分できる業者は、行政より許可を受けた専門業者に委託しなければ法令違反となってしまいます。処分する場合は、必ず事前に確認を行いましょう。※当協会加盟の会員企業は、運搬・処分共に許可を有しておりますので安心してお任せいただけます。気軽にお問い合わせ下さい。
事前に撤去された太陽光パネルのその後の費用は、太陽光パネルをリサイクル施設まで収集運搬する「運搬費用」、そしてリサイクル施設にてリサイクルをする「リサイクル費用(リユース費用)」が掛かります。運搬費用につきましては、最寄りの当協会加盟の会員企業により異なります。リサイクル費用につきましては、価格が決まっておりますので、詳しくは、当協会加盟の会員企業のリサイクル企業にお問い合わせ下さい。
太陽光パネルの受入可否 (※当協会加盟の会員企業 リサイクル施設基準によります)
〇…受入可能な太陽光パネル  △…太陽光パネルの詳細の情報を元にお問合せ下さい
〇 シリコン系パネル
〇 様々な大きさ・形のパネル
〇 受光面が破損したパネル
特徴:表面の素材がガラス
例:メガソーラー・住宅用パネル
状態:表面ガラスが割れたパネル
【メガソーラー】
産業用発電設備メガ
ソーラーパネル等の
大型パネルの受入が
可能。
【住宅用パネル】
様々な大きさ、形の
住宅用太陽光パネル
も受入可能。
例)台形のパネル
△ 化合物系パネル
△ 化合物系パネル(CIS・CdTe)
△ 有機系パネル
特徴:海外生産メーカーが殆ど
特徴:薄くて曲がる
特徴:表面が真っ黒
【CISパネル】
シリコンの代わりに銅、
インジウム、ガリウム、
セレン等で構成された
化学物半導体パネル。
海外製のものが殆ど。
※生産メーカーを確認の
上、お問合せ下さい。
【CdTeパネル】
人体にとって有害な
Cd(カドミニウム)
が使用されている。
殆どが海外製のもの
が多い。※生産メー
カーを確認の上、お
問合せ下さい。
薄くて人の手で簡単に
曲がるパネルは有機系
パネルの可能性があり
ます。※別途お問合わ
下さい。
太陽光パネルの収集運搬~リサイクルまでワンストップ対応!
まずはお気軽にご相談下さい。
TEL 0852-25-4747  FAX 0852-59-5771
太陽光パネルリサイクルでお困り事、お問い合わせは当協会へ
尚、お問い合わせは下記まで直接ご連絡、または当組合加盟の会員企業までお問い合わせ下さい。